1年を通して思ったことは
福岡県は非常に陸上大会が多すぎること
あまりにも多くの学校、クラブチームが速さや勝利を求めすぎているため
練習量も増しすぎであり、指導者も根性論で記録を狙いに行ってるように感じた
(全国の中学校部活動では福岡県が男女共に1番残業指導=部活動をしている)
私の経験、考察からすると
根性論での練習、指導者に従いすぎる、記録を狙いすぎる中学生活を過ごすと
中学生で記録は凄く伸びるが、高校で記録が伸びない傾向がある
中学1〜2年生で
中学3年生並みの記録を出している選手など
私の中では「この子は高校で伸び悩むな」と思う
陸上競技なのだから
順位、速さ、タイムを求めるのが当たり前だと思うが
私たち大人が変に勝利指導を行うと
子ども達の純粋な考え方に柔軟性がなくなり
型にはまった練習や、子ども達も勝利者主義となり
「井の中の蛙」化してしまう
私自身、元競技者として
多くの経験をしてきたからこそ中学生達に伝えたい
中学時の成長期に
身長や体格に合わない練習をガツガツやりすぎてしまったり
指導者の言うことにハマりすぎたりすると
将来、それ以上の練習や指導者を求めることとなる
(中学の指導が良かった=高校の先生に信頼しない)
また中学時で筋肉量を完成させてしまうと
高校で伸びる身長に、合わない筋肉量と筋力となってしまい
高校での練習について行けない、通用しなくなってしまい
少しの記録しか更新できなくなる可能性がある
だから中学生は
その日その日に合った体調に合わせて、心身共に健康で楽しく
体に合ったトレーニングを行うことで
負担がないように成長していくことが大事であると思う
中体連や駅伝で結果を出すことは、成長や感動を感じるものだが
まだ陸上歴1〜3年の毛の生えたヒヨッコだ
これから先、陸上競技を楽しんでもらうためにも
記録を強く狙うことはせず、自然と出たという形で挑んでもらいたい
だから中学生の大会なんかで力を入れすぎなくていい
体が出来上がる高校時、大学時、そして大人になっても
記録が伸びていくのが1番楽しい時であるから、生涯スポーツとして楽しんでもらいたい
「あの子は中学生までだったよね」
「あの子は高校で伸びてないよね」
そんな悲しい陸上人生にならないように
これからも古賀ジュニアの指導は
伸ばしすぎないように生徒達を楽しんで大事に育てたいと思う
「速い選手はいらない、心の強い選手となれ」
将来、いつまでもいつまでも
心の強い人生を
走る楽しさを
陸上競技楽しいな
と語れる大人になってもらえるように祈る
(個人の感想です)