小学生にとって、中学生の存在は

 

 

 

 

 

「憧れ」の存在である

 

 

 

 

 

練習風景を見るだけでも

 

 

 

 

 

「こんな風に速くなりたい」「こんな人になりたい」

という憧れを抱く

 

 

 

 

 

 

私も小学生の頃

近所の陸上部のお兄ちゃんがとても速かった

 

 

 

 

 

 

足が速い噂話だけで

「お兄ちゃんみたいに速くなりたい」

と憧れを抱いたのを覚えている

 

 

 

 

 

 

子どもにとっての

「憧れ」は純粋であり、とても大事な成長の一歩である

 

 

 

 

 

ただ・・・

近い存在なのか、遠い存在なのか

が分かれ目になってくる

 

 

 

 

 

 

しっかり子どもに、憧れから→「目標」を持たせる方法は

実物を見せ、心の衝撃を感じてもらうことが大事だと私は思う

 

 

 

 

 

 

ただの空想目標では

イメージの持続性がなく、飽きてしまい目標を忘れてしまうからだ

(イチローみたいになりたいなど)

 

 

 

 

 

 

野球選手のように、サッカー選手のように

プレーをしている姿をTVなどで何回も見て真似ることが一歩ではあるが

 

 

 

 

 

 

それだけでは

大きさだったり、パワーだったり、速さだったり

肌で感じ取ることができない

 

 

 

 

 

 

だから私は子ども達に

高校生と走らせたり、合同練習会をしたり

アスリートクラスと小学生クラスの時間を重ねて

近くで走って、速さを知って、感じてもらうようにしている

 

 

 

 

 

 

スポーツは勉強と一緒で、実際に触れて覚えること大事だ。

分かりやすく言えば語学と一緒である。

アウトプットとインプットで、心に覚えさせることが大事

 

 

 

 

 

だからまずは

実物を見て、肌で感じてもらうことである

 

 

 

 

 

憧れの存在を

忘れるようであったり

口先だけだったり

後回しにするようであれば

 

 

 

 

それは嘘である

 

 

 

 

 

なりたい自分

憧れの人がいれば

どんな手を使ってもいいから近くで感じてみよう

 

 

 

 

 

そして知る

 

 

 

 

 

そして自分と向き合う

 

 

 

 

 

そして努力する

 

 

 

 

 

「信念」を持って歩んだ先には

 

 

 

 

 

努力の上に大きな花が咲くはずだ

女子800m:高校2年生で日本新記録を達成した久保凛選手(大阪敬愛高校)

田中希実選手(左から3番目)を憧れ挑んだ日本選手権で優勝