6月。

 

 

 

小学校運動会が終わった。

 

 

 

 

中学生の糟屋区中体連が終わった。

 

 

 

 

多くのクラブ生徒が活躍してくれて嬉しい限りだ

 

 

 

 

初めてリレーに選ばれたり

 1番になったり

速く走れるようになったり

負けて悔し泣きしてくれたり

綺麗なフォームになったり

 

 

 

 

 

色んな結果があって、子どもたちの成長に

繋げられたと感じている。

 

 

 

 

 

「先生のおかげです」

という保護者様方から嬉しいお言葉を頂くが

私は特に受け止めない。

 

 

 

 

 

結果は

子ども達の頑張りであって、

子どもの努力の成果だと思っているからだ。

 

 

 

 

 

 

子どもがクラブを習い始める前の話になるが、

多くの保護者がよく使う言葉がある。

 

 

 

 

 

「うちの子は、遅いんです」

「うちの子は、言うこと聞きません」

「うちの子は、〇〇です・・・」

 

 

 

 

 

そんな子ども達を受け持った時、

子どもの顔を見ると

自信がないように芽がつぶっている。

 

 

 

 

 

でも心の奥には多くの「可能性」が見える。

 

 

 

 

 

 

入会時の子どもは

人見知りや、慣れないこともあり

なかなか話しのキャッチボールも続かず、打ち解けれないが

 

 

 

 

 

私は

好きなものや、趣味を聞いたり、ゲームをしたりするようにする

 

 

 

 

 

そうしていくうちに

子どもから話しかけてくれる時がくる

 

 

 

 

 

子「先生、次何すればいいですか?」

 

 

 

 

 

「おっ」と私は食いつく

 

 

 

 

 

自分で考えて、判断し、行動する

の芽生えである

 

 

 

 

 

私は答えを言わない。

 

 

 

 

 

私「何がしたい?」

子「うーん?〇〇がしたい!」

私「よし!やろうか!」

子「やったー!」

 

 

 

 

 

子どもが一歩前に勇気を踏み込んだ瞬間だ

 

 

 

 

 

 

 

私は子どものやりたいこと、練習したい事があれば

基本否定はせず、やらせる。

 

 

 

 

 

 

やりたいこと、頑張りたい時が

心と身体が強くなる時だと思っているからだ。

 

 

 

 

 

練習が終わると

私はその子に感想を聞くようにしている

 

 

 

 

 

私「どうだった?」

子「楽しかった!」「もっといけた」「勝てなかった」

私「もっとこう走るといいよ」

子「やってみる」

 

 

 

 

言葉のキャッチボールが自然とできるようになる時であって

「継続性」「主体性」「信頼関係」が生まれる。

 

 

 

 

 

 

子どもにとって大切だと思っていることは

スポーツ指導者によっては様々だと思うが

 

 

 

 

 

私は「勇気」だと感じる

 

 

 

 

 

子どもにとっての「勇気」というものは

難しいもの、複雑なもの、恥ずかしいもの

 

 

 

 

 

「可能性」と「勇気」を引き出すためにも

積み重ねた努力であったりと日々の反省が必要だ

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども達の成長(自立)のためにも

これからも一緒に学び、一緒に成長していきたいと思う。

 

 

 

 

 

「勇気を持ち、未来へ輝け」

 

 

 

 

努力の上に大きな花が咲く

古賀市スポーツ協会50周年 座談会出席

「次世代の子どもたちをどう育てていくか」