子どもたちに一番伝えたいことは

 

 

「心の強い人間」になってほしいことである

 

 

足が速い選手が1番ではなく

 

 

どんなことにも
心の強い人間で1番にあってほしいと願っている。

 

 

技術だけで速くなる?

 

 

 

それで済むなら、苦労しない。

 

 

 

数多くのトップアスリートを見てきたが

 

 

 

ほとんどの選手、指導者は
「心=メンタル」を1番に大事にしている

 

 

 

古賀ジュニア陸上競技クラブは
ただ速いチームなど別に求めていない。

 

 

 

基本がしっかり出来る子
「挨拶をする」「遅刻をしない」「感謝をする」「嘘をつかない」

 

 

 

などを磨いて、
人間力 → 競技力に繋げたいと思っている。

 

 

 

それを理解できないようであれば
このチームには合っていないし、いる意味もない、成長はないと思っている。

 

 

 

練習は積み重ねが最も大事だが
1番の積み重ねは「心」である

 

 

 

強い人は目を見ればわかる

 

 

 

弱い人も目を見ればわかる

 

 

 

人を見る目には結構自信がある

 

 

 

例を挙げると
過去に競歩の後輩選手がいた。陸上歴=競歩歴もまだ1年だ。(県大会にギリ行けるほどの選手)
練習相手もいない、誰よりも地道に努力、暑い夏場でも寒い冬場でも
毎日の積み重ねをしっかり大事にして本当に心が強かった

 

 

 

私は顧問に言った。

 

 

 

「先生!絶対にO君、2年後のインターハイで3位以内に行けると思いますよ!」
と伝えたのを覚えている。

 

 

 

後輩の素直さ、心の強さ、目を見て
私はなぜかそう感じた
(私に似た感覚があったからだ)

 

 

 

2年後
後輩はインターハイ5000m競歩で2位という結果であった。
優勝者とわずか7秒差である(約20m差)

 

 

 

後輩が2年間どんな練習、努力をしてきたのかわからないが
私と同じ「日本一の努力」をしてきたのだと思う。

 

 

 

子どもたちに伝えたい

 

 

 

夢を達成することは、
すぐには訪れない

 

 

 

まず相当の「覚悟」と「信念」を持つことが必要である

 

 

 

私も「高校日本一になる!」と目標を上げた時、鼻で笑われバカにされた
競歩の後輩も、競歩という競技をバカにされていた

 

 

 

でも、どんなことにも絶対に屈せずに
前を見て、素直に話を聞いて、積み重ねで頑張ることだ

 

 

 

笑うやつ、バカにしてくる人は
努力を知らないだけである
(これ以上は言わない)

 

 

 

だから子どもたちには
初めて「努力」の大事さを自分の手で知ってほしいと思う。

 

 

 

心はいつでも変えれる

 

 

 

心は逃げない

 

 

 

逃げているのは自分だ

 

 

 

ライバルは自分

 

 

 

「努力の上に大きな花が咲く」

東京オリンピック女子1500m日本新記録を達成した田中希美選手(毎度ゴール後、競技場に挨拶する姿)